知らなかったマイナカードの利便性
先月末にマイナンバーカードの電子証明書の有効期限通知書が郵送されてきた。
どうやら電子証明書の5年有効期限が近づいているので更新手続きが必要のことだとか。期限が過ぎたら健康保険証やコンビニでの住民票の写し証明書が交付できなくなるようだ。
そして、ふと思ったことは、また市役所に出向かないといけないと思うと待ち時間とかで厄介だなあということ。
それでも、私も自治体もコロナ禍を経験して、デジタルの良い面も悪い面も経験学習している。まだ、時間的余裕があるので、可能な限り待ち時間の短縮する工夫を私はネットの各サイトで調べてみることにした。実際、自治体のホームページには色々な工夫情報があった。
調べてみるとマイナカードの最新交付率も7月現在で、約80%(約1億人)となっている。思えば、2016年から交付スタートしたマイナカードもなんと8年と言う長時間をかけて、ようやくデジタル効果が発揮できる水準数にまで到達している。あとは、そのメリットを最大限活用することだ。
私の数少ない利活用経験は、交付翌年にコンビニで住民票の写しだった。最近はマイナ健康保険証として利用している程度ではあった。
最初のコンビニでの証明書交付では大いに利便性を実感したが、その後は何ら利用メリットは感じられず、様々な対応の遅れと停滞感には困惑させられた。それでも、ポイント取得に誘導され、健康保険証や預金口座の紐づけだけは自宅でパソコンで何とかスムーズに手続きを完了した。
今後はもっとデジタルのメリットを向上させて、時間と経費節減の効果を拡大させて欲しいと常々思っている。
私が期待するマイナカードの利活用は、スマホのネットでの機種変更である。というのも、これまで携帯キャリアの代理店での長時間の対面手続きに辟易していたからである。対面ではなくオンラインで手続き出来れば、何と楽なんだろうとかねてより思っていた。勿論セキュリティの確保の大前提の上で話である。情報漏洩すれば、対面であっても不正が何件か発生してるのが現実でもある。何重かのセキュリティチェックの上で、自宅PCで慎重に手続きが完結出来れば時間制約ストレスはないと思う。
政府も今後様々な使い方をしてそのメリット出すために検討しているようだ。例えば、来春の偽造変造対策された「2025年旅券」新規申請とか
マイナポータルから問診票や予診票を事前に入力して、当日はマイナンバーカードのみで乳幼児健診・妊婦健診や予防接種を受けられるようにする取組が進められています。図書館カードとして「かざし利用」も限定的に利用可能するとかの利便性向上を安全性に配慮して実施することが
検討されているようだ。
確かに、デジタルに不慣れな人達にも気配り対応しながら、マイナカードの利便性を向上させないとこれまでに投じた数千億円?規模の税金は無駄になってしまうという事実もあるのだから、しっかり有効活用して欲しいものである。
最近のコメント