過ぎたるは猶及ばざるが如し
暖かい秋が今年は続いていてウォーキングや筋トレの成果もあったのてせ、少しだけ短いランニングやって負荷をかけてみることにした。
しかし、どうもこれがいけなかったようだ。筋肉不足での右足痛やら果ては、蓄積疲労での免疫力低下での喉の痛みが出てダウンしてしまった。
まさに論語の過ぎたるは猶及ばざるが如しである。特にシニアの運動は適度でないと害になってしまうことを改めて身に染みて感じた。
これは運動生理学的にも既に立証されてはいる。
ランニングは「筋肉が増える・心肺機能が上がる・ストレス解消」といった効果がある一方で、「ケガ・ひざ痛・足底筋膜炎になる」リスクがある。さらにまた、過ぎた運動で免疫力を下げてはいけないと言われている。激しい筋トレやランニングで疲労が蓄積すると「免疫力が下がり、感染症リスクが上がる」ことも呼吸器内科医が指摘している。
「ゆるい運動」が体に良いという科学的根拠があって、たとえば筋トレも、たしかにウォーキング同様、死亡率、心血管疾患、がん、糖尿病のリスクを下げるが、週に130分以上などやり過ぎると逆効果になるという東北大学の調査結果もあるらしい。
そう考えると改めて、適度な運動を考えながらやる必要性を痛感した。やり過ぎず、やり足らずは、その程度が難しいが、程よい中庸を常に意識してやるべしである。であれば、所謂、週4回程度の早歩きで30分程度で試してみよう。
自分にあった適度な運動とはどの程度かを自分の体と相談しながらもボチボチ継続して行くしかないと思う2023年の晩秋である。
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