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カテゴリー「心と体」の記事

2025年10月 8日

シニアの手習いテニス

 昔から60の手習いということで、定年退職後に新たな挑戦がよいと言われていた。
私自身も今までの延長線上のものではなく、新たに違うものをやることが良いとは何となく思ってはいたが、そのきっかけが無かった。

ところが、その出会いは不意にやってきた。昔からいつも私にきっかけを作ってくれる我が長男の一言で、丁度折よく、近くに開校したばかりのNテニススクールに入校することになった。それが3年前の秋のことで、最初はまあ時間もあるからという軽い気分だった。
まずは初心者コースで半年間の導入から始まり、まだ初級コースで色んな基礎練習等をやっている。

それまで球技であるテニスは全くやったことはなかったが、やっているうちにその奥深さに気付いたが、未だに上手くならない。
コーチのアドバイスも時にあるが、今後は自分から課題を見つけ、主体的に取り組まないと上達は見込めないと思い始めたのが昨年からだった。
その間ユーチューブ動画で、私のフィーリングに合ったプロコーチの動画を繰り返し見るようになり、随分と感化を受けた。

そうこうしているうち愚鈍な私にも閃くものがあった。それは、フォームとかの理論の基礎のうえで自分の体で感じて、イメージをもって反復練習して身体で感じることがなにより効果があるということ。つまりは、あの長嶋流の感覚スイングは確かに大事で効果的だと思ったのである。
細かい体の動き方とよりも、迫ってくるボールに対して、感覚的にスー、ドン、パーンとスイングするのが効果的で良い練習だなあ思った。

また、テニスはボールの打球イメージと打ち返されるボールへの位置取り(ポジショニング)も極めて大切だと思えるようになった。
さらに、①正しい打点を常に意識して、そして②ボールの弾道と着地地点イメージを持ちながら、③相手からのリターンボール対処するイメージを持って練習するよう心掛けている。
と言うことで、テニスも単に体だけでなくこんなにも頭も使うものだと知り、シニアにとって改めて良い刺激のあるスポーツだと再認識したのである。
これからは、日頃の試合形式での練習で常に意識して、楽しみながら、次のステップアップコースにチャレンジしたいと思っている。
そんな思いで日々過ごしていると、確かにシニアにとっては新たな手習いは刺激的で心身に良い影響を与えてくれるものだと思った初秋である。

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2025年9月23日

とまらぬ義歯の欠損

 またしても不意に歯の欠損に遭遇するはめになった。
先日、食後の歯磨き中に以前から少し気にはなってグラついてた上前歯の義歯が、ガリポロリと洗面台に落ちたのである。痛みは全くない。
その小さな義歯の前歯は長年の苦闘を耐えて、まさに刀折れや尽きた感の小さな歯だった。
よく見れば見る程、私には歯の老化が、現在の私の体のバロメーターに見えてきて情けなかった。

しかし、気を取り直して歯は我が身体の一部であり、他の身体機能は、そんなに老化してはいないと自分に言いきかせたのである。取りあえず、掛かりつけの歯科医に電話予約をした。日曜も開院している歯科院にその欠落義歯をもって、かけつけた。
パノラマ画像を見た医師が言うには、残根がありますから除去手術が必要とのことで、近く連携病院を紹介された。

そして来週の手術の予約を取ったが、悩ましいのは、今後の入歯をどうするかである。というのも、今回の前歯欠損で合計5本の入れ歯をしないと噛めないことになった。もう場当たり的に保険適用の部分入れ歯では、快適に過ごせないという思いが強くなった。

あの金属バネと硬いプラスチックは使いたくないという思いが募った。薄い金属床ものもあるようだか、果たしてフィットするのだろうか。
であれば、シリコン等の歯茎に馴染みやすい機能性ある素材等の入れ歯をする歯科院はないかとネットで色々と調べてみた。
あと最低でも十年程度は、使える耐久力のある義歯を探さなくてはいけないが、まだまだ情報が少ないの現状である。
こうした患者のコンサルティングしてくれる歯科医はいないものかと取りあえずユーチューブでも見てみたい気持ちになった。

まだまだ、部分入れ歯でも良く噛んで、健康維持しなければいけないのだから。下顎が全インプラントの私は、歯は健康にとってとりわけ重要であることは嫌と言う程に解っている私は、またしても難問を抱えた奇しくも71歳の始まりとる初秋である。

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2025年9月10日

空白の数時間の記憶・一過性全健忘

 今年の夏も異常な酷暑の連続だった。そんな折に、一過性全健忘(TGA)だと医師からは、告げられた。
毎週一回通っているテニススクールのレッスンが終わった直後の出来事である。健忘症それも全健忘であるから、このブログを書いてる現時点でも当時ことは、私の記憶にないし、全く思い出せもしない。

 しかし、発症当時の周辺の人に聞いた話では、レッスン後の私は虚ろな感じで、同じことを何度も繰り返し尋ねていたとのことだった。
そして、その異変に気付いた人が経口補水液のボトル一本を私に手渡したところ私は、直ぐに一気にグイグイ飲み干したのだ言った。それから私の家に電話連絡してくれ、長男の車で近くの救急病院に向かったのである。どれくらいの時間経過した後かは全く不明だが、車中で妻と長男に何だかよく判らない言葉を繰り返したわずかな記憶はあるが、それ以前のことは今も全く思い出せないのである。
病院では、医師の問診やら脳MRI検査やCT検査も受けたし、翌週には念のための脳波検査の受けたが異常はなかった。

 医師によれば、一過性全健忘症は、海馬という大脳側頭葉にある記憶や学習能力に関わる脳器官の機能が一時的にショートしたことで突発的に発症すると考えられているが、詳しいメカニズムは、よくわかっていない。
そして、自分や家族の名前、職業、年齢などは覚えているが、今自分がどこにいて何をしているのかがわからなくなることが主な症状だとか。
発症している間は、自分がしていることを記憶することもできない。

そのため、周囲に自分が何をしているのかをしつこく尋ね続けたことで一過性全健忘が発覚する。通常24時間以内にその症状から回復するが、回復後も発症中のことは思い出せないことがほとんどだと。
治療は通常、新しい記憶を形成する能力が回復するまで繰り返し検査をおこない観察する。予後は良好であるが、最大5%の人が1年以内に再発する可能性があるらしい。年間10万人あたり約7人が罹患し、一般的には50歳以上の人に発症し、男女ともに同等の頻度で罹患する。

私には、記憶が飛んだ経験は、40代頃に深酒した時に一度あるだけなのである。今回の様なことは初めてのことで理由は解らない。発症理由は医学的にも未だ解明されてはいないものの再発しないために、素人の私には兎に角、海馬に悪影響を及ぼすだろうもの全て、例えば、睡眠不足や水分補給やストレッチ等に十二分に注意しながら、入念に準備してボチボチと練習再開している。
70歳を過ぎると様々な体の変調を体験することに出くわすが、無理なく適度な運動と生活習慣が、やっぱり大事だとまたしても再認識した。
健忘というと何だか健やかなイメージだけれども結果として脳自体の異常も後遺症もないのは有難かったし、すぐ近くに肉親がいたお陰で、スムーズに受診も受けられたことに改めて感謝し、幸運だったと気付いた盛夏の一日だった。

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2025年2月22日

コキコキと鳴る厳冬の日に

 またしても今季最大の寒波襲来となった。低血圧で寒がりの私にとって、この厳冬期を如何に過ごすかが、ずっと以前から悩みの種だった。
じっと椅子に座ってばかりの仕事を長くやると防寒対策していたとしても足元がどうしても寒くて辛い。
勿論、暖房しているけれど下半身は、どうしても血流が悪くなるから、時々動きまわることにしている。

立ち上がって動ていても一向に足の冷えが治らないし、首肩も凝って、コキコキとなる。そうするとどうしても私の耳には「古希古希」を聞こえてしまう。そうだ血流改善して、身体の芯中から温めるべく体の中で一番大きな筋肉である大腿四頭筋を刺激してみようと思った。

上下スクワットや前後ランジやらの後にゆっくり体と曲げ伸ばすし15分もすると少しばかり、温まってきた感じだ。 こうなるとついでに、追加の筋肉負荷かけてみた。これでもう体もホクホク感でいっぱいとなった。
筋肉には速筋と遅筋と二種類があるようで、筋トレ運動は白いっぽい速筋に効果があるようだ。
そして、折角筋トレしたのだからたんぱく質のサプリ摂取して完了。

こうして今日も少しばかりでも「貯筋」して、フレイルとかロコモ対策しておいた。
ついでに、どうしてもネガティブ発言となる古希過ぎの私の脳に、ユーチューブで知った魔法の言葉を唱えることにした。
「体力が衰えた」「年とった」「疲れた」等のシニア特有の口癖の後に「でも頑張った」「でも今日が一番若い」「でもよく頑張った」と追加で呟けば、脳にはポジティブ思考で、肯定的な好影響が残るというのである。今後はそれを習慣化して言ってみようと思う。
これは、心理学でいうリフレーミング(認知枠転換)みたいなものなのだろうか。
いずれにしても知らず知らずに良い影響を及ぼすはずだと思えば安堵することができた。

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2025年1月 2日

2025年スタートにするために

 昭和100年となる2025年がスタートした。昭和、平成、令和と3つの元号を経験した昭和20年代末生まれの私も幸いにも古希をスタートした。
定年後の人生20年の丁度折り返し地点と想定すれば、まだあと10年位あるのかないのか、全く解らないけれど、もう今後は定年後という基準は使うまいとも思うようになった。
まあそれでも、定年後10年を終りの年として今年から、何か新たな小さなことをスタートしたいと思うようなった。
それは、これまでの延長線上のものでも新たな別のものでもいいと思っている。兎に角、70歳の手習いをスタートしたいと漠然と思っている。

好奇心の趣くままに歴史(地域)や先端科学の一端にもかじってみたい。それこそが、脳を若く保つにことになると思っているから。
そして、テニススクールに週一回通って、もうすぐ3年過ぎるからそろそろ初級からワンランクアップしたいという意欲も出て来たようだ。
近くの神社に初詣に行きながら新年の目標を立てようと思った2025年1月2日の昼下がりのこと。

 

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2024年12月 8日

師走の大腸内視鏡検査

 2024年も師走入りしたが、今秋から持病の大腸憩室症で悩まされていた。そして、そろそろ内視鏡検査を受けないといけないなと思っていた。振り返ってみれば、50代に突入したころから大腸異変に悩まれ始めていた。

そして、遂に55歳過ぎには、下血して検査入院した。それ以降は、体調管理していたけれど、数年おきに大腸検査をしている。
検査前はいつも不安感がつきまとうが、今回で6回目となる検査では、もう事前準備である前日の検査食にも当日の腸内洗浄のための1.8リットルの下剤水も抵抗感なく飲めるようになっていた。味にしても色々と改善されているのだろうと思う。

また、近年では静脈麻酔を使用するため、検査は眠った状態だからあっという間の感じではある。10年以上前は、鎮静剤のみで意識あるため検査は長く感じられて苦痛だった記憶がある。随分と進歩したものである。
大腸の長さはおよそ2mあり、肛門から内視鏡を挿入し、直腸・S状結腸・下行結腸・横行結腸・上行結腸・盲腸・虫垂の順に目視検査するようだ。

粘膜の状態を確認しながら腫瘍や潰瘍、炎症がないかを確認し、もし異常を見つけた場合は、その場で生検(組織細胞を採取したり、ポリープの場合は切除すること)も出来るようになっている。実際、私は7年前にポリープを切除している。上行結腸に憩室が散在していた。

今回は、ポリープ切除も生体検査もなくてホッとしているが、これからも食事と運動に生活習慣には留意しながら、空の変化と植物の成長などの日常の小さな楽しみを見つけながらボチボチと人生の下り坂を楽しんでいくとしようと思っている。

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2024年11月19日

もはや8020でなく7020の現実

 平均残存歯数という言葉の切実な重みを知ったのはいつの頃だろうか。多分50代半ば過ぎての頃だとおぼろげに思っている。
そして、「8020」と言う言葉もその頃、何度かは聞いてはいたとは思う。

昨日、歯科に行き、上の奥歯を抜歯した。今年になってから2本目の抜歯である。これら2本も確か40代後半に義歯治療していたものだ。
私は歯には、小さい頃から自信がなく、不安を抱えていたのである。歯磨きはしていたが、どうも口腔ケアは上手く出来ていなかった。

その結果、55歳に過ぎて下顎全部のインプラント手術を受けた。上顎も不安を抱えていた。ずっと歯科院には通って、お世話になっているが。
そして、70歳にして、遂に7020となってしまった。通常は上下左右で合計28本が基本であるから8本の歯喪失と言うことだ

厚生労働省の令和4年歯科疾患実態調査結果によると、44歳までの1人平均喪失歯数は0.6本で、ほぼすべての歯がそろっている。
そして、45-49歳の段階から喪失歯数が増加しはじめて行くという。
1人あたりの平均残存歯数は、50歳で27本、60歳で26本、70歳で22本、80歳で17本となっている。
なお、80歳で20本以上を持っている人の割合は51.6%。因みに、スェーデンでは、80歳で21.1本(2013年時点)ということらしい。

また60歳代に歯を失いがちということは、60歳代あるいはその前の50歳代における歯のケアが非常に大切ということになるのだが。
しかし、私の喪失歯数の進行速度は、平均よりも早や過ぎる現実と改めて再確認した。

残存歯数の影響は、認知症のリスクも高まるとか短命だとかいわれているが、歯周病菌の口腔ケアには効果的という側面もあるので、一長一短
でもあるとか言われてることで、何とか平静さを保とうとしているが、きちんとした治療と口腔ケアをしておこうと思う日々でもある

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2024年9月14日

古希の脳内は??

 定年後早や約10年過ぎて、今月70歳になろうとしている時に以前から少しだけ心配になっていることは、脳の健康状態だ。
私には50代頃から老化をハッキリ感じ始めていて、その一つに脳と脳血管は、果たしてどうなっているのだろうかと漠然と思っていた。

その頃は、まだ頭痛や目まいやふらつき明確な自覚症状は特にはなかったもの退職後はまた少しは脳の老化の程度に気になっていた。
コロナパンデミックの収束期には、4度目のワクチン接種後に吐き気や酷いめまいの果てに、遂に夜間救急に飛び込んで脳検査を受けた。

そして、ずっと以前からの持病の高脂血症が一時的?悪化したので、服薬治療を再スタートしていたし、脳血管も細くなってはいないかと思い始めた。私の父も祖父も脳血管障害で入院していたからなお更気になってはいた。

そんな不安心理のままで迎える70代ならば、一度、脳神経外科で受診検査してみようとやっと決心した。
と言うのも検査費用や脳血管等が見つかるのもまたストレスだなあとも思っていたからだ。

そして、昨日、意を決して近くの脳神経外科を訪ねてみた。MRI検査時間は20分かかるという説明でスタート。私は閉所恐怖症ではないが、あの検査音は何に似てるかに考えてみようと検査途中から考えたみたりもした。
実はMRI検査は二度目だが、今回の検査は時間も長くて、精度の高いものではないかとガンガンとズィーンとポンポンとか数種類の雑音がしている中でそう思った。某フィルムメーカーが某大手電機メーカーを子会社して作った検査機器らしい。私の知ってる国産メーカーとは違うんだとふと思った。

そして、最後にドクターからの診断結果では、脳委縮や腫瘍や血管瘤もないと診断されてホッとした。が一部血管が細くなっているから、今後とも高脂血症の治療は継続して、水分補給にも留意して下さいと言われた。

検査受診して、兎に角ホッと一安心した心境で、足早に帰りの電車改札口に向かった。 まだまだ酷暑が続く記憶に残る古希の年となった。 _t

 

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2024年5月 1日

怖れず侮らずの心構えで

 先月の前歯の抜歯から思うように噛めない苦闘の日々が続いている。入れ歯の治療まであと数週間以上はかかる見込みである。
さらに、定期検診の血液検査で悪玉コレステロール値が、これまでにない高い数値が出て、遂に治療薬を飲んで一週間ほど過ぎた頃に、これまた経験したことのないほどの倦怠感がかなり強く出た。そうすると我が身の老化を否応なく感じざるを得なくなる負のスパイラルに陥ってしまう。

それまでの年相応の体力を維持してきたものが、崩れてしまい気が重くなった。幸い薬を一時中断しているが、この先どうするか対応に苦慮している。今秋には70歳になる我が身は、明らかに体力低下をしてるが、男の平均健康年齢はもう数年先だと自分に言いきかせはている。

ならば、そんな時は気持ちの転換が必要だと思った。老化を恐れず、あるがままに受け入れて、予防のためへの小さな努力も怠りなくやることだと思い直した。つまり、「強い敵にも臆することなく立ち向かい、弱い敵を侮らずに用心深く接する」ってことだと歩きながら思った。
そうすると一先ず、心安らかになった。先人たちの多くも多分そうして生きていたのだろうとも思った新緑の頃である。

 

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2024年2月 3日

健康寿命なんて曖昧なもの

 最近またネット情報と言うものには、その根拠をよくよくみたら実に曖昧なことをま知った。それが健康寿命というもの。厚労省の言う「健康寿命」の定義というのは、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」の平均年齢とされています。2019(令和元)年の健康寿命は男性72.68歳、女性75.38歳となっている。2001(平成13)年からは、男性の方が女性より健康寿命は延伸していて、男女差も若干縮小していいるらしい。


 しかし、この「健康上の問題で日常生活が制限」されるかされないかを区別する基準は、実に曖昧なことをネット医師対談で知った。
と言うのも、その根拠は全国から無作為に選ばれた男女に「あなたは現在、健康上の問題で日常生活に何か影響はありますか」というアンケート調査実施して、「ない」と答えると「健康」、「ある」と答えると「不健康」とみなして算出したのが、健康寿命となるからです。これだと個人の主観に左右されてしまって曖昧なものとなってしまうと思うのだが。まあどの程度曖昧なるから素人の私には全く解りません。厚労省も説明もしていないみたいです。


 また一方の平均寿命の定義は「0歳における平均余命」で、きちんとした死亡率とかの明確なデータで解ります。
それは、生命表は、ある期間における死亡状況が今後変化しないと仮定したときに、各年齢の者が1年以内に死亡する確率や、平均してあと何年生きられるかという期待値などを、死亡率や平均余命などの指標によって表したものであるであるから。
2019(令和元)年の平均寿命は男性81.41歳、女性87.45歳です。


 そして、この平均寿命と健康寿命を比較し、男性約9年、女性約12年とかを「不健康な期間」を短縮するようなことを推奨しているようだけれども、健康寿命の定義が曖昧であり、個人差もあるならば、この数字を妄信することだけは注意しないといけないと思う。
そもそも生身の人間、ここまでが「健康」で、ここからが「不健康」だと線引きすること自体が難しいように思えますが。

私のようにこの数字をつい鵜呑みし、精神衛生上の悪影響を及ぼす人が少なくなるように、もっと正確に広報してもらいたいと願うばかりである。まあ、そうは言ってもまだ平均寿命はゆっくりと延びるのと思うが、シニアは気分的にゆったり気分で生きたいものだ。


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