マイナカードの普及は進んではいるが・・・
2016年から始まったマイナンバーカードの普及率は、本年11月1日現在で、やっと39.1%の4955万人となっている。
地域により世代によりカード普及率にも30~60%とかなりのバラツキも出ているという現状である。都市部に劣らず地方部でも高い普及率を既に達成して市町村もあることに、私は驚いてはいる。住民意識が高いのか市役所等が積極的に広報しているためなのかは判明しないけれども。
そして、さきの政府の経済対策で、新規取得で総額2万円分のポイント付与での刺激策も発表されてるなか、総申請件数は5000万枚を超えているとの報道もなされている。コロナ禍でデジタル化の加速推進の必要も叫ばれている環境下では、来春には普及率60%越えを期待されてはいる。政府としては、国民の4人に3人の割合である75%を目標としているようだが、やや高め目標設定だと思えるが、期待はしたい。
普及が遅れている主な理由に個人情報の流失等の懸念があると言われているが、政府はそのための対策を早急に整えて、国民に周知すべきであると思う。また、国民も何事にもメリットとデメリットは併存するものではあることから、欠点ばかりを過度に恐れるあまりに利点を失うことは考えものだと思うべきであると思う。
そのためにも、政府にはカード利用で得られる利点をもっと追加する努力が求められているのである。いたずらにポイントでの誘導だけに走らずに、王道である便利なカードとしての利用推進が大事であるはずである。
とにかくまあ、来春には国民の3人に2人がカード取得するという環境(普及率67%)が整えば、普及率は次第に拡大するはずではあるけれども。
そして、デジタル社会で有効に迅速にデータを活用して、効率的で効果的な行政運営を低コストで実現できれば、申し分ない話であるとは思う。マイナカードのスタートから既に6年過ぎようとしている今、高度デジタル社会は、もうすぐそこに来ているのに、いたずらに足踏みしている暇は最早ないと私は思っている。
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