困った台風10号の変転ノロノロ大暴れ

台風10号の進路が西寄りになっています。当初の各国の進路予報とは、大きく異なり、かつノロノロとしてヤキモキとさせています。
私もずっとこの台風10号の進路については、関心がありずっとウォッチしていて、数日前は東海や四国などに接近すると予想されていました。
関西にも影響大だと身構えていたのですが、アメンボのように大きく西寄りに変化しています。

台風進路がこんなに大きく外れるのは久しぶりですね。スパコン使って色んなデータ駆使しているからそんなに大きくは外れる訳ないと信頼していたんです。気象庁発表によれば、当初、台風は太平洋高気圧の縁を沿うように北上を続けたあと、本州の北側を流れる偏西風の影響を受けて北東寄りに進むとみられていた。

しかし、台風の西側にある寒気を伴った風の循環、「寒冷渦」の影響が強まったことから「寒冷渦」に引き寄せられるような形で西寄りに進み。その後は、「寒冷渦」の影響が小さくなったことに伴って、周辺の風が弱くなり、台風が偏西風の流れに乗るかどうか予想が難しくなっているということです。

地震と異なり、台風進路は事前にかなりの精度で解ると思っていただけに驚きです。まあ自然現象には、未だに人智に及ばないものがあるということでしょうが。それにしても困ったものです。夏休み最後の週で、帰省する人々にとっては悩ましい限りですね。
また各地の果樹園の農家の皆さん方も事前対策で、連日苦労されている様子です
ノロノロ進行でかつ暴風雨の範囲も拡大しているわけで、被害規模も拡大しそうな勢いです。今は早く通り過ぎて欲しいとただ祈るばかりです。

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