無料ブログはココログ

« 2024年5月 | トップページ | 2024年8月 »

2024年7月の投稿

2024年7月24日

知らなかったマイナカードの利便性

先月末にマイナンバーカードの電子証明書の有効期限通知書が郵送されてきた。
どうやら電子証明書の5年有効期限が近づいているので更新手続きが必要のことだとか。期限が過ぎたら健康保険証やコンビニでの住民票の写し証明書が交付できなくなるようだ。

そして、ふと思ったことは、また市役所に出向かないといけないと思うと待ち時間とかで厄介だなあということ。
それでも、私も自治体もコロナ禍を経験して、デジタルの良い面も悪い面も経験学習している。まだ、時間的余裕があるので、可能な限り待ち時間の短縮する工夫を私はネットの各サイトで調べてみることにした。実際、自治体のホームページには色々な工夫情報があった。

調べてみるとマイナカードの最新交付率も7月現在で、約80%(約1億人)となっている。思えば、2016年から交付スタートしたマイナカードもなんと8年と言う長時間をかけて、ようやくデジタル効果が発揮できる水準数にまで到達している。あとは、そのメリットを最大限活用することだ。

私の数少ない利活用経験は、交付翌年にコンビニで住民票の写しだった。最近はマイナ健康保険証として利用している程度ではあった。
最初のコンビニでの証明書交付では大いに利便性を実感したが、その後は何ら利用メリットは感じられず、様々な対応の遅れと停滞感には困惑させられた。それでも、ポイント取得に誘導され、健康保険証や預金口座の紐づけだけは自宅でパソコンで何とかスムーズに手続きを完了した。
今後はもっとデジタルのメリットを向上させて、時間と経費節減の効果を拡大させて欲しいと常々思っている。

私が期待するマイナカードの利活用は、スマホのネットでの機種変更である。というのも、これまで携帯キャリアの代理店での長時間の対面手続きに辟易していたからである。対面ではなくオンラインで手続き出来れば、何と楽なんだろうとかねてより思っていた。勿論セキュリティの確保の大前提の上で話である。情報漏洩すれば、対面であっても不正が何件か発生してるのが現実でもある。何重かのセキュリティチェックの上で、自宅PCで慎重に手続きが完結出来れば時間制約ストレスはないと思う。

政府も今後様々な使い方をしてそのメリット出すために検討しているようだ。例えば、来春の偽造変造対策された「2025年旅券」新規申請とか
マイナポータルから問診票や予診票を事前に入力して、当日はマイナンバーカードのみで乳幼児健診・妊婦健診や予防接種を受けられるようにする取組が進められています。図書館カードとして「かざし利用」も限定的に利用可能するとかの利便性向上を安全性に配慮して実施することが
検討されているようだ。

確かに、デジタルに不慣れな人達にも気配り対応しながら、マイナカードの利便性を向上させないとこれまでに投じた数千億円?規模の税金は無駄になってしまうという事実もあるのだから、しっかり有効活用して欲しいものである。

My_number_card2


ブログランキング・にほん  ブログ村へにほんブログ村

PVアクセスランキング にほん   ブログ村

2024年7月20日

投資に必要な資質は

 今年から新NISAがスタートした。過去30年近く低金利が続いている経済環境と老後の年金不足不安も相まって、中高年だけでなく若者の間でもかなり関心となり口座数も増加したようだ。ずっと以前から言われていた日本人の資金運用の違いである貯蓄から投資へと明確にシフトし始めたようだ。

しかし、日本人には、きちんとした金融基礎知識もないままに投資スタートした状態ではないだろうか。既に学校でも金融基礎知識に関する学習がスタートしてはいるが、まだまだ不十分な状況だと思う。

私が投資に関心を持ち始めたのは、定年の5年前頃であった。当時は定年後の生活はどうなるかと漠然とした不安があり、具体的な行動もとれないままに時は過ぎていた。
低金利下のなかで、ある程度のリスクを取りながら老後生活資金も確保できればという思いはあった。
長期、分散、積立という投資大原則に従い、個別株式より投資信託での運用を目指すべく、金融の基礎知識を少しずつ勉強しようと思った。

そして定年後の2015年に一般NISAにスタートしてみた。インデックスファンドと国内のアクティブファンドとリートに恐る恐る少しずつ試してみた。
その当時のマーケットは現在より低迷していたが、リートだけはまあ順調だった。しかし、日本株の成長ファンドは一時は伸びたものの変動が大きく低迷していた。
そして私も、よくある狼狽売りの苦い失敗も経験した。この高い授業料の支払い経験が、その後の私に忍耐力と更なる勉強を要求してきたように思う。

「せっかちな人から忍耐強い人へとカネを移す。株式市場はそんな装置だ」とは、投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェットの言葉。
あくまでも「格言」だが、この言葉には経済学的にも実証されている事実も知った。
忍耐力は「自制心」と言い換えることもでき、その後の広範な研究でも「自制心の強い人は経済的な成功を収めやすい」ことも明らかになっている。

投資における「忍耐力」とは、「用心深さ」と「知的探究心」と「努力を積み上げる量」だとか。また、投資の成果は「学習」と「仕組み」で大きく左右される言われている。
幸い経済情報テレビや本やネットで少しずつ投資の失敗や成功の事例なども勉強していきたい思っている。

投機ではない投資は、じっくり時間をかける言わば「煮込み料理」ようなものだというアナリストの言に妙に得心してるこの頃である。

Nisa_t

 

ブログランキング・にほん  ブログ村へにほんブログ村 PVアクセスランキング にほん   ブログ村

 

2024年7月 7日

初めて見たH3ロケットの迫力

 今月1日に「宇宙に一番近い島」である種子島の南種子町で初めてH3(次世代の大型基幹ロケット)の発射を肉眼で見る機会に図らずも恵まれた。
ロケット発射場から3キロ以内は安全上から立ち入り禁止である。それでも町内の4ケ所のロケット見学場で、一番近い見学場所である恵美之江展望公園近くで見学出来たのは、幾つもの幸運に恵まれたお陰だった。まさに、シニアの私には冥途の土産に相応しい程の貴重なものだと変に得心した。
 と言うのも、当初の打上げ予定日は、6月30日で、その前日の昼には翌日に発射延期の報道があった。通常の発射延期は一週間程度が普通だとホテルの関係者が教えてくれた。だから多分の天候の影響を念のため考慮してのことだろうと。種子島の天気予報は、曇りのち晴れだが、やや風があったからだと私も納得した。

発射1時間ほど前にその公園広場に着いた。発射場が海を隔て約3キロ先にはっきりと肉眼で見える絶好の見学ポイントだった。
既に多数の見学者が、様々な場所から望遠カメラを設置して準備万端、その時に備えて待っていた。中には、早めにお昼の弁当を食べている人達も多数いた。小学生も数人、学校を休んで見学しに来ている親子もいた。めったにない社会見学だろう。                           

カウントダウンのアナウンスは1時間前から見学場で行われていた。そして、いよいよ10分前から緊迫感がさらに強く感じられるようになった。
発射当時の天候は全て良好だと皆も感じていた。そして、
発射の12時6分46秒の30秒前からカウントダウンの大合唱となっていた。
そして、大きな白煙とオレンジ色の噴射が少し見えて、ロケットは上昇し、さらに加速してしながら上空にバリバリバリと空気を割く爆音を残して上がって行った。何とも言えない迫力が伝わって来た瞬間でもあった。テレビ映像では味わえない現地の空気感が今も鮮明に覚えている。前回も成功したH3ロケットだが今回も成功して欲しいという皆の期待を背負ってロケットを見守る雰囲気が現地で見ている皆の心底にあることが解る瞬間だった。
素人の私にも90秒が長く感じられた時が過ぎた。補助ロケット切り離しが確認されると近くにいた初老二人の島の住人らしき男性も安心した歓声を上げていたのが、印象的だった。

終わってみれば、僅か二分に満たない短時間だったけれどもこれからの日本の宇宙開発の新たな段階に突入した画期的な瞬間に出会えたことは、嬉しい限りである。
何故なら、H3ロケットは、日本の主力ロケットである「H-IIA」ロケットの後継機として、20年間の運用と年6回の打ち上げを目的として2015年よりずっと開発が進められていた。H3ロケットは国内の衛星打ち上げだけでなく、海外からの衛星打ち上げ受注を目指す ために、柔軟性・高信頼性・低価格の3つを特徴としていることを現地で知ったからである。
そして、今回のH3ロケットは、陸域観測技術衛星「だいち」の光学ミッションを引き継ぐ先進 光学衛星「だいち4号」を搭載して打ち上げられてもいた。
1720341562163-1240701_114211-1

 

ブログランキング・にほん  ブログ村へにほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほん   ブログ村

 

 

« 2024年5月 | トップページ | 2024年8月 »