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2023年12月の投稿

2023年12月28日

最も不要な筋肉が活躍する

 大谷選手の二度目の肘の手術に関心があって、もっと詳しく知りたいと思いネットで色々と読んでいたら、筋肉について面白いことが解った。
人の体には約600ほどの筋肉があり、そのうち自分の意思で動かせる筋肉の随意筋は約400程あり、身体を動かす際に使う骨格筋である。
また、心臓や内臓や血管の筋肉などは自分の意思では動かせない筋肉は不随意筋と言われ、約200個ほど存在しているとか。

しかし、人間の進化の歴史から不要になっている筋肉がある。目に見えてわかりやすい進化の名残の一つに「長掌筋」という名の筋肉がある。腕を机などに平らな場所にのせ、手の平を上に向け親指と小指をくっつけると、1本の筋のようなものが浮かび上がってくる。これが長掌筋に繋がっている腱である。実は、生まれつきこの筋肉がない人も一割程度いることを知ってかなりびっくりした。
手首を曲げる筋肉は長掌筋以外にも橈骨と尺骨側に二つあり、中央にある長掌筋の有無で握力や腕力の差はないことも分かっている。長掌筋が欠損していたとしても全く問題はないらしい。

投球の繰返しに伴い野球選手に起こりやすい肘の故障を総称して「野球肘」と言われ、そのうち肘内側側副靭帯の損傷は社会人やプロ野球などの投手に多くみられる。大谷選手が2018年に最初の肘のトミー・ジョン手術を受けた際に右手のこの長掌筋腱を使用している。
しかし、今年の二回目の手術は移植腱が生着するまで人工靭帯が関節を支える「ハイブリット術式」のようで、左手?の長掌筋も使用しているとする一部報道がなされている。(その真偽のほどは定かではないが最初の手術では右手の長掌筋を使用している)
日本人のメジャーリーガーでは、2021年に前田健太選手(現デトロイト・タイガース)がハイブリッド手術を受けたことが報道されている。

いずれにせよ人間に不要な筋肉があること自体驚くばかりだった。また、もうこれが最後の手術だと大谷選手も自覚しているような言動もあった。
なおトミー・ジョン手術で運動機能を向上させることはできず、インターナルブレース(人工素材)もあくまで靱帯が成熟するまでの間、関節を支えるためのもので、手術で球速が増すことはないそうだが、投球は下半身や体幹をリハビリ中に補強し鍛えあげているから完全復帰できることらしい。

メジャーリーガーも大変な試練を経て活躍している現状を知って、もう凄い世界であると改めて思った。しかし、計画的な大谷選手も残りの選手生命を考えて、メジャー制覇を数度は必ずや達成してくれるではあろうと楽しみに期待している。

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2023年12月24日

情報の青い大海から混濁の海へと

 最近またふとまた思うことがある。私がマイコンピュータなるものを初めて買ったのが1997年の春だった。
ウィンドウズ95が世間に大騒ぎされて売り出されてから2年後である。N社のデスクパソコンを初めて手にした興奮は今もはっきり覚えている。

そして、当時43歳の私はインターネットなるものに興味深々だった。それから開始されたばかりのNTTのISDNのデジタル回線に繋げみた。
当時の通信速度やアプリやパソコンの性能は、約26年を経た現在からみれば小学生レベルだったけれども感動するばかりだった。

それから厄介な接続設定に悪戦苦闘して、何とかネットサーフィンなるものを初体験した感動も覚えている。
ネット社会の初期の情報の巨大さを前にして、ただただ驚くばかりだった。次第にパソコン単体のスタンドアロン状態とネットワークが如何に格段に違うかも肌身で解るようなった。

当時電子メールなるものが如何に楽しいものかと思ったが、まだ一般には普及してない状態で、早く一般に普及しないものかと期待していた。
その後、10年程してNTTドコモからそうした通信環境が整備され、普及してきたけれど。

その後着実に、高度情報通信社会へと進化し、あのコロナ禍がさらにその進化のスピードをさらに加速させている。
病院の診療予約も注文予約も金融も教育等の様々なところで着実にデジタル化が広がり、さらに浸透しているように思う。そして、モノのインターネット社会の到来も近いのではないだろうか。

超高速のデジタル通信社会は、これからどんな社会変化をもたらすか楽しみでもある反面厄介な課題も生み出してくると思う。
ネット情報の信憑性の問題である。様々な膨大な情報の取捨選択する目を持たないといけないと思う。つい自分に都合のよい情報だけが
画面に並んでしまっていることに意識してないといけない。情報の海に溺れずに、多角的複合的な視野を意識しておくことも必要である。

つまりは、情報を真贋を見極めることに常に留意しながらネットと付き合うことだとシニアの私も思うこの頃である。

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2023年12月12日

初めて知ったドジャーズ球団名の意味

 大谷選手がドジャーズと10年契約したとのテレビ報道があった。私には野茂投手がかつて入団したチームがドジャーズだったという記憶しかない。
しかし、この球団の名前の由来やらをネットで調べてみると面白いことがわかった。

ドジャース(Dodgers)は、英単語の“dodge”が由来で、日本語で「よける、かわす」という意味だが、では一体何をよけるのかと言えば、チームの歴史に遡ることになる。今はロサンゼルスにある球団だけれども1958年以前は東海岸のニューヨークのブルックリン区に本拠地を置いているチームだった。なお、同じ年にニューヨーク・ジャイアンツも西海岸のサンフランシスコへ本拠地を移している。

1883年の球団創設後の1892年に電気で動く路面電車が市内交通に導入され、1895年には路面電車と歩行者の事故が増加していた。その頃のブルックリンにおける死者は130人、負傷者は500人にも上ったようだ。
だから「ブルックリンの人たちは路面電車をよける人たち(trolley dodgers)」というイメージがその頃から形成され、広まることになった。

 また、ドジャースは、元々は「ブルックリン・ロビンズ」というチーム名だったが、貧乏球団で選手が球場までみんな徒歩(ジョギング)で行っていた。それで、その当時は器用に路面電車をかわす姿を揶揄されて「ドジャース」と呼ばれ、正式にチーム名にしていたし、ロサンゼルスに移転してからも使い続けた。つまりは、ドジャース(Dodgers)=素早く身をかわす人つまり、すばしっこい人という意味で使われていたのだ。

大リーグ球団の名前には、鳥の名前や強い動物や職人名やらと様々なものがあるが、ドジャーズは一風変わってる名称だと思った。
140年の伝統のある球団で、MLB屈指の名門でもあり、人気・実力いずれもリーグトップクラスの球団で、今後は大谷選手が新たな記録にも挑戦し、チームがワールドシリーズに優勝してくれることを楽しみにして期待したい。

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