無料ブログはココログ

« 物は考えよう | トップページ | 予想外の単身赴任のこと »

2023年9月27日

初めての単身赴任の思い出

 ふと22年も前の単身赴任のことを思い出した。国の地方出先機関の公務員だったから九州七県が異動が前提でだった。
就職し、結婚してからはずっと妻子と一緒に宮崎や福岡の数か所の勤務地を移動した。子供の小学校入学してからも二回程転校した。
しかし将来の転校での問題を考慮し、40代の初めに自宅マンションを思い切って購入した。

これで、単身赴任の準備はしていた。そして遂に、平成13年春に佐世保への転勤辞令がでた。今でも忘れもしない4月3日の朝、桜の花びら散り始めた頃にワゴン車に当面の生活に必要な服や布団などの最小限のもの詰め込んで、西海の地の佐世保へと向かった。
高速道は使わずに、国道を最短距離で走ったが、北九州から180キロ程の距離だけども初めての場所への移動は意外と時間がかかり過ぎて、結局は一部高速道も使う羽目となった。そうして、やっと佐世保の北部の宿舎にたどり着いた。

荷物を運びこみ、当面の異動手続きを済ませて週末までの3日ほど勤務して、金曜日の夜に北九州の自宅に戻った。そして、日曜の夕方にまたワゴン車に追加の荷物ケースを積み込んで佐世保に向かった。今度は高速道を利用したから予定した時間どおりとなった。

なにせ初めての単身での新生活だから要領が解らないことだらけ。しかし、先輩から最初のうちは週5日勤務し、自宅に帰るパターンを確立したら良いとアドバイスを貰った。また毎日の食事は落ち着いたら自炊すれば良いし、洗濯物は持ち帰れば良いと当分は洗濯機も買わなかった。
そうして三ヶ月もすれば、自分なりに自炊することも出来た。勤務帰りにスーパーでその日の気分で買い物するパターンだ。季節の食材を選んで、朝食の準備も要領よくすれば、何とか出来る自信はついた。しかし、夕食の献立は悩むことも多々あったが、職場の単身赴任者達と時に飲み会で済ますこともあった。慣れてくれば、色々と応用することが出来るものだ。

単身赴任中に次男がラグビー練習中に肩の骨折で急遽帰った時もあり気掛かりなこともあったが、二年間の単身赴任も何とか楽しく無事に勤めことができた。
その後に予想だにしない二回目の単身赴任が、突如やって来るとはその時は、夢想だにしなかったのである。

Photo_20230927134701

 

ブログランキング・にほん  ブログ村へにほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほん   ブログ村

 

 

« 物は考えよう | トップページ | 予想外の単身赴任のこと »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 物は考えよう | トップページ | 予想外の単身赴任のこと »