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2023年1月22日

有馬山中の塩泉、炭酸泉へ

 寒波到来を控えた先日、久し振りに近くの有馬温泉にふらりと行ってきた。温泉の多い九州出身の私は、中年の頃から各地の温泉巡りを趣味としてきた。単身赴任の各地でも週末には、様々な温泉地に出かけることが、もう習慣化していた。

 しかし、定年後に関西に引っ越してからは、そのスタイルも随分と変化した。手頃な温泉が、少ないのである。
それでも、有馬温泉だけは、一時間内で行ける温泉で、日本書紀にも登場する日本最古の温泉のひとつで有名であり、塩湯や炭酸泉というので、これまでも何度かは日帰りで通っていた。

そして、コロナ禍になってからは、随分と足が遠のいていた。昨年末にはオミクロン株にも対応したワクチン接種したことや旅割の旅行支援も追い風になって、妻と久し振りにマイカーで出かけてみた。

有名な「金湯」は、茶褐色の金泉は海水のおよそ2倍の塩分を含む強塩泉で、殺菌作用や皮膚の活性化作用があり、塩が肌に薄い皮膜を作るため保湿効果が持続するとか。では何故、六甲山の裏側の山中に塩湯が湧出するのか、ずっと気にはなっていた。

調べてみると、約600万年前の古海水が約600℃のマントル(地球の核とプレートのある層)に熱せられて高温のお湯となり湧き出して
きたものとのこと。つまり、遥か遠くの太平洋の海水が、フィリピン海プレート(深さ40~80km)によって地中に沈み込みマントルの上部を通って温められて、地表に噴き出したもので、湧き出る瞬間は、お湯は透明らしいのですが、湯に含まれる鉄分が空気と触れて酸化して、茶褐色のお湯になるらしい。そして、金泉は海水のおよそ2倍の塩分を含む強塩泉である。

こんなに健康に良い療養泉が近くにあるならば、これからもしばしば日帰りでも通ったみたいと思い始めたこの頃である。

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