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2023年1月の投稿

2023年1月25日

大雪の思い出

 昨夜から10年振りの寒気団が日本全土を覆って、各地で道路交通や交通機関での障害を引き起こしている。
昨年末に日本海側で大雪の教訓で、雪国の人達は、かなり事前準備しているようだが、それ以外の地域は対応の甘さが出たのか、天候の急速な変化に対応出来なかったのだろう。

南米沖太平洋の海面水温が低くなる「ラニーニャ現象」も終息に向かい平年並みに戻るとの予報も一部にあったようだが、結果は10年振りの寒気団が日本列島を襲ってきたようだ。

私が退職して、関西に転居してから経験する積雪である。日本海に面する北九州地方出身の私は、積雪は珍しくはない。
それでも最近は、地球温暖化の影響か数センチ程度の積雪は珍しくなっている。また瀬戸内海に面する兵庫は、この時期雪は降ったとしても積雪は少ない地域である。

そんなことを思っていたら、私の少年時代の鮮烈な記憶に残っている気象庁命名「昭和38年1月豪雪」(通称さんぱち豪雪)のことを思い出した。
強い冬型の気圧配置が続き、北陸地方を中心に東北地方から九州地方までの広い範囲で大雪となった。特に平野部では記録的な大雪となり、北部九州でも30cm超えの積雪だった記憶のある大雪の体験だ。北日本の数m近くの積雪ではないにしても少年の私の記憶には「豪雪」として脳裏に刻まれている。

その日はあさから雪がかなり舞っていたが登校したが、雪は降り続いたので、確かお昼前には下校ということになった。
下校する際の積雪量は、長靴の上の辺りまで高さだったから、難儀しながら帰った記憶がある。田んぼとその横の小さな道が区別つかないほどで、辺り一面が、文字通り大雪原場の様相であった。途中下校だから、喜ぶという感じもあまりしなくて、雪降り続くし、寒いからから早く家に帰りたい思いでいっぱいだった。

それでも家に帰れば、家の前の庭で積もった雪で、雪だるまやカマクラを作った遊んだ。それ程の積雪量だった。竹林に積もった雪の重みで、しなっている様を見て、こんなに大雪降るんだと子供心に驚いていた。

そんな記憶が蘇り、あれはもう57年も前の遠い昔の話だなんだとしみじみ思い、窓外から見える屋根には珍しくまだ残雪もあり、灰色の空からまた雪が舞い始めている。

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2023年1月22日

有馬山中の塩泉、炭酸泉へ

 寒波到来を控えた先日、久し振りに近くの有馬温泉にふらりと行ってきた。温泉の多い九州出身の私は、中年の頃から各地の温泉巡りを趣味としてきた。単身赴任の各地でも週末には、様々な温泉地に出かけることが、もう習慣化していた。

 しかし、定年後に関西に引っ越してからは、そのスタイルも随分と変化した。手頃な温泉が、少ないのである。
それでも、有馬温泉だけは、一時間内で行ける温泉で、日本書紀にも登場する日本最古の温泉のひとつで有名であり、塩湯や炭酸泉というので、これまでも何度かは日帰りで通っていた。

そして、コロナ禍になってからは、随分と足が遠のいていた。昨年末にはオミクロン株にも対応したワクチン接種したことや旅割の旅行支援も追い風になって、妻と久し振りにマイカーで出かけてみた。

有名な「金湯」は、茶褐色の金泉は海水のおよそ2倍の塩分を含む強塩泉で、殺菌作用や皮膚の活性化作用があり、塩が肌に薄い皮膜を作るため保湿効果が持続するとか。では何故、六甲山の裏側の山中に塩湯が湧出するのか、ずっと気にはなっていた。

調べてみると、約600万年前の古海水が約600℃のマントル(地球の核とプレートのある層)に熱せられて高温のお湯となり湧き出して
きたものとのこと。つまり、遥か遠くの太平洋の海水が、フィリピン海プレート(深さ40~80km)によって地中に沈み込みマントルの上部を通って温められて、地表に噴き出したもので、湧き出る瞬間は、お湯は透明らしいのですが、湯に含まれる鉄分が空気と触れて酸化して、茶褐色のお湯になるらしい。そして、金泉は海水のおよそ2倍の塩分を含む強塩泉である。

こんなに健康に良い療養泉が近くにあるならば、これからもしばしば日帰りでも通ったみたいと思い始めたこの頃である。

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2023年1月15日

今、大相撲が面白い

 横綱不在、一人大関の初場所ではあるが、私は毎日の取り組みに目が離せないものとなっている。
かつて大関だった御嶽海、正代の二人は、怪我のせいか精彩に欠いているのは残念ではあるが、大関を目指す若手が多くなっているので、その成長振りが頼もしいし、期待もしているからだ。

青少年の頃は、ほとんど興味もなかったのは、多分に理解不足だったのだろう。シニアなってからは特に関取の人柄にも注目しているからなのだろうが、取り組みや人柄にも不思議と次第に関心が出て来たのである。

私が特に気にいってる力士は、前頭七枚目の宇良である。痛々しい両膝のサポーターして、連日頑張っている姿には不思議と好感がある。
また、最後の仕切り前には目をつむって、無心に呼吸を整えているいつもの姿に、何故か共感を覚えているのである。多分、過去の失敗の苦難を乗り越えて、会得した独自の集中術ではないだろうかと勝手に推察している。

そして、奮闘して負けてもきちんと相手に礼をして土俵を降りる爽やかな姿に尊敬をしている。まさに、これが日本の相撲道だとも私は思っている。
だから、私もああいう姿勢で、物事に取り組みたいと常々思っている。

また、阿炎の突きの際のパワーの凄さに驚き、その際の形相はまるで仁王像を彷彿とさせるなあと思っている。豊昇竜も安定して強くなっているから年内には大関になるのでは思っている。若隆景や大栄翔にも期待している。

これからも若手力士の成長と日本の大相撲を観戦していくのが楽しみである。これも歳を重ねてみないと解らない日本の良さでもあると理解している。

 

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2023年1月 6日

「70歳峠」を越えるには?

 思うに人生に峠と言うものがあるとすれば、私の60歳の峠は体力的にはあまり感じなかった。
しかし、どうやら70歳の峠坂は、明らかに体力的にはしんどいという印象が、現在の偽らざる得ない思いだ。
持病の大腸憩室症は、寒くなると必ず私に襲い掛かって来るのである。それと同時に精神にも優れない悪影響を毎冬もたらしている。

というのも、免疫力も低下も回復力もかなり低下しているなと実感させられている。生理学的にみても65歳以上は自分が思っている以上に体力低下傾向が強くなっているのである。ピークの20歳代に比して、3割足らず程度だとか。当然ながら回復力も激減しているのである。
加齢だから当然といえば当然の話ではあるが、脳の記憶ではそれ程と思っていないから、その落差に改めてね愕然とさせられる年齢なのだ。

そうであれば、年相応の体力を維持するだけでも意識して、その工夫と努力が必要とは思ってはいる。
免疫力低下の予防方法の例は、①胃腸に負担をかけないために腹8分目を心がける。②適度に運動して身体を温める。③抗酸化作用・内分泌機能調整機能があるビタミンC・Eを摂取する。
栄養バランスの食事、適度な運動、良質な睡眠に留意して、生活習慣を整えることではあるが、この他にもストレス分散のための笑いと考え方の工夫である。

最近の私の癒しの笑いは、孫の笑顔を見たり、思い出したりすることである。無邪気な孫の笑いは、至福のものである。
これは想像以上の効果があると私は信じている。不安や落ち込みの時には孫の笑う画像や動画をいつも見て、助けてもらっている。
つまりは、脳に幸せと癒しのホルモンを出すよう指令してくれていると確信している。本当にありがたいことである。
実際、「オキシトシン」は、ストレスホルモンのコルチゾールを抑制して、不安と恐怖心を抑える効果があると言われている。

まあ、今年もまた一病息災で、ゆっくり下り坂を歩いて行くしかないのだと再確認した新春である。
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2023年1月 1日

2023年の元旦

 2023年の新しい年が始まった。
今年も我が家の東のベランダから厚い灰色雲の下に僅かに光る初日の出を拝むことができた。
例年の習慣でウェザーリポートにアップした。そして、コロナ禍の中での恒例の初詣も今年も近く氏神様に参詣した。

昨年は色々とあったが、何とか無事に乗り切った。今年はこれから先の長い(?)ことに思い煩わされ、悩み苦しみことはせずに、一日一日を大事ににして過ごして、小さな楽しみを見つけて行こうと思った。
そして、日々のなかで知らなかったことに好奇心をもって、学んでいけばと思った。

あの「おもしろきこともなき世をおもしろく、住みなすものは心なりけり」という高杉晋作の歌のように、すべては自分の心構え次第であるから。

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