体温と免疫と腸の養生訓
師走に入ってから急に寒くなり、またしてもどうも喉の調子が悪い。55歳を過ぎた頃から寒がり体質なった感じの私は、次第に季節の変わり目に弱いなあと感じ始めた。まあ、年とれば誰しも低体温の傾向となるものだけれど、私は一層その対策に色々と工夫せざるを得ない年になってしまった。
免疫機能においては病原体などの異物(抗原)を食べて排除するマクロファージや、抗体を作るB細胞など、たくさんの免疫細胞がたくさん働いているらしく、免疫細胞には温度が高いと活発化するという性質があるとのこと。体温が1度上がれば、最大5倍ほどに免疫力が上がるというデータもあるらしい。
36度をきって低体温症となったら様々な対策があるもので、体温や免疫力を上げるにはどうしたら良いかと最近とみに考え始めた。
まずは、適度にウォーキングとジョギングを30分以上して血液循環を良くしてから、ストレッチ等で筋肉量を維持することにした。適度な運動はストレス耐性にも繋がることにもなるらしい。
さらに、体温アップのための食事として、私は最近温かいジンジャーとシナモン入りのチャイティーをよく飲むようになった。
また脚の保温ににもタイツを着て注意を払っている。冬季には特に、就寝時は電気敷布を利用して、身体全体の保温にも心がけている。
それから免疫力維持のため、就寝の際にも腸を温めるようにしている。これは腹巻ではなく、温かくなった自分の手ひらを添えてやっている。
30代過ぎからずっと便秘で悩まされ続けて、痔疾にも頻発して苦しんでいた。しかし、昨秋から近くの内科医から勧められた酪酸菌(宮入菌)入り錠剤を服用してからは、便秘も驚くほどに改善しているからその効果に感心している。どうやらこの酪酸菌と言うのが私のお腹には合っていると確信した。健康長寿の老人には酪酸菌が優位であるという報告もあるらしくて、さらには酪酸菌優位な人は新型コロナの重症化しにくいとかデータもあることを知った。
兎に角、様々な方法を複合的に駆使して、低体温をとることが冬場の病気予防に繋がると思っている。
にほんブログ村 ランキングに参加中です。ポチっと、ワンクリックして応援して頂ければ、励みになり幸いです!
« 神無月にも守神がいたなんて・・・ | トップページ | 初めての夜間救急外来 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 最後の単身赴任(2023.09.30)
- 予想外の単身赴任のこと(2023.09.28)
- 初めての単身赴任の思い出(2023.09.27)
- 物は考えよう(2023.09.16)
- 令和の大型台風7号(2023.08.15)
コメント