442年振りの皆既月食と惑星食
昨夜は久しぶりの天体ショーだった。
皆既月食だけならば、それほど珍しくもないと思うけれど惑星食も同時だと1580年7月26日以来の実に442年ぶりとか。
1580年といえば安土桃山時代だから信長秀吉時代だ。あの信長も皆既月食は見ただろうかと思った。流石に天王星は小さくて肉眼では見えないだろうし、ましてや6等星級だから見ずづらい、多分に知らないだろう。それほどの規模だる
明るく輝く満月が、赤銅色になるなんて安土桃山時代の民衆はどう思ったであろうか?吉兆ではなく不思議な凶兆とみる人がおおかったのではと思ったりした。現代人は、単なる偶然の光景だとしか思わないかも知れないけれど。
次回の皆既月食は、3年後の2025年9月8日。皆既月食中の次回の惑星食は「土星食」で、321年後となる。途方もなく長い時間である。
そんなダブル食に遭遇したことは、大いなる天体の神秘の時に生きたことになるのもかも。
いずれにせよ「太陽フレア」のよう爆発現象が今後は活発になり、2025年頃にはGPSの精度の低下や電力網の停電など社会インフラが大きな影響を被ると予想される天体の変化よりは、じっと晩秋の東の高天を心穏やかに眺められたのは、よかった。大いなる時の流れを再確認した一夜だった。



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