「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」の時
「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」とは、かのマッカーサー元帥の退任演説だが、どうやら拙いシニアの私にもその時期がやってきたようだ。
それは、齢68歳過ぎの私には、予期していたこととは言え、不意にやって来たのである。
60歳の定年後は、長男の仕事の手伝いをしながら細々とやり続けてきたアマゾン関連の「IT古本屋業」の仕事も次第に次第に複雑になってきた。利益を出し続けるには、様々なハイテクな工夫と効率化が求められる一方で、依然としてローテク作業もやり続けなければならない。が、体力的にはどうもこの辺が潮時であるようだ。
それでも老体と老脳に刺激を与え続けることもまた必要なことだと思った。コツコツと継続してやっていれば、確実に老化スピードは止められるものだと我ながらそれなりの自信にもなった。
しかし、40代のパート世代達への引継ぎも2年目を迎え、彼女らにそろそろバトンタッチする良い時期に来たという思いが湧きあがってきた。
そした、当初の一応の区切りとして70歳を目標としていたこともあり、今からもうフェードアエゥイ体制に移行することに決心した。
これでやっと約50年間就労生活の区切りをつけようと思う。
思えば、人生80年という時間のうち50年程の何とか元気で働けたことにしみじみと感謝したいし、その間に様々な人たちに出会い、色々とお世話になり、感謝至極である。思い出深いことばかりであった。これからは、歴史探索にブログに費やす時間が増えそうだ。
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