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2022年9月の投稿

2022年9月27日

優柔不断な日々

 ずっと以前からの懸案の私のインプラントのことで、いま思案している。
当初の予定では、早くインプラント周囲炎と早く決別して、スッキリと後期高齢者入りを考えてはいたのであるが、顎骨に埋入したチタン製のフィクスチャー(固定ネジ)6本の一部4本を除去後では、長年の難題だったあのインプラント周囲炎は不思議なことに全く姿を消してしまったのである。

そうなると新たに2本の支柱ネジをする意味が、素人の私には理解することが出来なくなったのである。歯科医師は下顎の義歯を4本で支えなれればならないとのルールがあると説明である。医学的に力学的に言えば、そうだとしても素人感覚の高齢な私には、肉体的に金銭的な問題の方が、どうしても先行してしまう。今さら、高額な約90万円かけて、手術する意味がどうしても見い出せないでいる。

素人でも自分なりに納得できる説明が欲しいのであるが、その点に絞った説明がその歯科医師からはなかったである。患者の事を本当に考えての事だろうかともおもったので、取りあえずセカンドオピニオンを聞いてみたいと思って、現在は態度を保留している。

だが、数週間過ぎた現在でも、まだその行動を移していない自分がいる。ああーでもないこうでもないと決断できてはいない状況である。
平均寿命からの我が余命についても考えたりもして、もう単純に高額なインプラント治療の必要性も感じてはいない。
決して、投げやりで、無謀な決断だけはしたくはないとは思ってはいるが、何故かその先の一歩が踏み出せていないのは、現状に支障を来す痛みや噛み合わせで困難が全くないからだと思うだが。
いずれにしても未だ次の一歩の行動が踏み出せてはいない自分がいる。これまでどおりの口腔ケアだけは毎日欠かさないようにはしている。

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2022年9月16日

68歳を目前に思うこと

 今日は少し風も吹いて、日中の強い日差しはあるものの少しばかり小さな秋を感じることが出来た。
そんな時、昔の職場の同僚が倒れて、入院してかなり重篤な状態だとの報があった。私より3歳も年下だが、どうやら脳出血で倒れたとか。

先月には同じく元職場の70歳過ぎの先輩が、脳腫瘍で入院手術して、闘病生活を続けているとの本人からの連絡があった。顔面神経の近くの部位にある腫瘍だし、切除後も少しばかり後遺症が残り、長期のリハビリ訓練が必要だとか。

いつも元気にウォーキングしたり、歴史小説を好んで色んな本を定年後はじっくり読んでいた様子だった先輩だったからことさら驚いた。
健康年齢は、厚生労働省より3年毎に公表されているようだが、2021年での男性の健康年齢は72.68歳で、女性は75.38歳だとか。

そんななか、「年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず」と言う中国の言葉に出会った。
毎年毎年、花は変わることなく咲く。人の世の変わりやすいのに比べ、自然は変わらないことのたとえ。
確かに、花は年ごとに変わることなく咲くが、人の境遇は年ごとに変化していくということを改めて自分の事として思った。

病に罹ることばかりに怖れるよりも残されているこの先の時間(?)を少しでも後悔なきよう生きることを私も模索する時にもう既に来ているとはっきりと思うこの頃である。

 

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2022年9月 4日

かつての関心を一つに繋げたe-book

 北陸富山は、ある時から何故か私の脳裏にずっと引っ掛かっていた。
今、その理由を考えると、それは退職後の北海道の旅途中、飛行機の小窓から眺める能登半島とその付け根付近に広がる富山平野との不思議さと
驚きからだ。それまでの飛行ルートは専ら太平洋側ばかりものばかりだった。

飛行機の小窓から見下ろす眺めは、海辺とその周辺ばかりに注目していたが、北陸では広範囲に見渡していた。日本海側にも広い都市があるという発見だった。そして、いつかは一度は列車の旅で、訪れてみたいと念願していた。

そして、その願いはコロナ禍前に金沢市までは実現したが、その先の富山市への旅は頓挫していた。早春の立山連峰の画像にはずっと心惹かれるものがあった。富山の屏風絵の残雪の残る立山連峰をいつかは、この目で見てみたいと願っていた。

そんななかで、これまたずっと私の心に引っかかっていた宮本輝の『田園発 港行き自転車』という本を紹介しているブログに遭遇した。
いつも訪れている読書家のブログを読んでみると、今日こそは読んでみようと決心した。

ただ、文庫本の小さな文字を読むのが、最近とみに視力落ち感じて苦痛なので、何か良い方法はないかと思ってたところ電子書籍をダウロードして、拡大表紙して読めば楽だと思いついた。それまでは本は矢張り紙媒体で読みたいというこだわりも、不思議に一瞬にして消え去った。

大きな画面で読みやすい文字サイズで早速読んでみると何とストレスフリーなことかと小躍りした。おまけに私の積年の興味の立山黒部の地形の描写もあることが解った。これなら中断していた新たな読書スタイルで開始できると思った。

やはり、歳を重ねても文明の利器をフル活用して、地図ソフトと並行して富山を詳しく調べてみることが出来たことが、今日の収穫だった。
老化しても愉しみが倍化しているではないかという思いが募ってきた。

 

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