カーリングは見るほどに面白い
北京冬季オリンピックも中盤を過ぎたころ、カーリングをよく観ている。
前回のオリンピックでは、ただ単に眺めていたのだけれど、今回はもっと深くルールとか試合運びにも興味が出て来たので調べてみたくなった。
どうもかなりの戦略と頭脳プレーが必要なスポーツだなあと思ってたら、その理詰めの試合展開から「氷上のチェス」とも言われている。
最初は、単に女子選手が発する掛け声の「ヤップ」だけが単に気になっていたのだが、氷をスイープするにもハード、クリーン、ハリーとか微妙なタイミングもあるようだ。「ヤップ」は掃けの指示で頻繁に聞くのだが、掃くのやめろの「ウォー」は、あまり聞かない。
ついでに、リンクやら道具についても調べてみた。
カーリングリンクはツルツルのスケートリンクとは違って、ザラザラな氷上を利用している。ツルツルだとストーンがかえって滑らないため、わざとジョウロを使い凍った氷上にまた水をまき散らしてザラザラにしている。それをブラシで擦れば丸くなって滑りやすくするようだ。
ストーンも見た目は、普通の御影石(花崗岩)だけれど、カーリングの発祥のスコットランドの近くの無人島アルサクレッグ島の特産の花崗岩だとか。この島特殊な花崗岩で、高密度で高強度で滑りやすい。この島に特有の生成で、溶岩が急速に冷えている出来た特別な花崗岩だとか。<おまけに採石は、環境保護もあって、20年に一度だとか。最新では2002年に行われてる。だから1個10万円ほどの価値のものである。
重さ20キロ、直径30センチのストーンだけど、1セット(8個×2チーム)だと160万円程もする。またテレビ観戦したいたらストーンにグリーンの光が光ってるのは、中にセンサーが入って、ストーンを押してライン手前で離したかどうかをセンサーで確認し、アウトだと赤ランプが着くようだ。
スコットランドで発祥のカーリングもルールはカナダで出来上がったとか。ストーンの投げ方というか出し方も種類が色々あるようだ。
選手の役割分担もスキップ(主将)を中心に分担があるから複雑だ。
戦略を考えるのもシニアの私にもボケ防止になっているから考えてみるとも面白くなってくるのである。
かくして、スキージャンプやハープパイプの神業のようで、とても真似すら出来ないが、親近感をもって見て居られるカーリングが実に面白い。

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