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2021年8月10日

ごまめの歯ぎしり

 コロナの感染拡大が止まらない。もう何度目の緊急事態宣言なのだろうかと思ってしまう。 5度目の宣言発令は、感染力が格段に高くなったデルタ変異の出現が、その主原因だとは思うが、感染拡大しても自宅療養を強いられる現状を確実に変革する手立てが、政府からも医師会からも国会議員からも明確に国民に伝わって来ない。

丁寧な説明とやらを何度も聞いても、全く伝わらないのはどういったことだろうか?国民への自粛要請は、何度でも説明して、要請すべきことは当然であり、理解はできる。政府には、これまでのコロナ対応の知見から確実に対応できる治療等の改善策を示して欲しいだけである。

テレビ報道で、ある医師であり、元厚生労働省の医系技官であるコメンテーターが、医師法の19条の医師の応召義務について話していた。
診療に従事する医師は、診察治療の求めがあった場合は、正当な事由がなければ、これを拒んではならないという条項である。

まさに国難であり、医療災害でもある現在の新型コロナウィルスの感染拡大のなかで、医療崩壊を目の当たりにしている国民の一人として、何とかならないものだろうかと毎日、テレビ報道を見ているばかりである。あまり、マスコミ報道ばかりに過敏に煽られてもいけないとは思ってはいるけれど、果たして正確な現状はどうなのか。兎に角、今の私に出来るのは、感染しないように行動を続けだけしかないけれど。

政府には法的根拠がない現状では、コロナ対応病院への強制的対応は出来ないと言うのは理解はできても感染悪化しても入院もできずに、急変して死亡する事態を止められない。ならば、日本医師会がリーダーシップをとり、医師の使命感に基づいて、自発的に率先してわずかでも自宅訪問診療を各地でもっと多く立ち上げて欲しいと思うのである。

今も、私の知らないところで、自宅に赴いて、新型コロナ患者を感染症の専門医でなくても治療している外科医も現実には存在しているというテレビ報道も見て知ってはいるのではあるが。この感染拡大期には、もっとその医師の数を増やす方策等はないものかとも思っている。

政治家も野党もどうもその動きが、鈍いように感じるのは、私だけではないと思っている。つまりは、国民皆が、今はごまめの歯ぎしり状態なのではないだろうか。ワクチン接種数の増加と有効なコロナウィルスの経口治療薬の出現には、まだこのさき数ケ月以上先だと思えばなおさら、歯ぎしりも強くなる思いだ。

 

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