ファイザー3回目接種への動きについて
昨日、ファイザー製薬が、デルタ株の対応のためにアメリカ規制当局にワクチン3回目接種の許可申請をしたようだ。
どうやら、三月頃から開始したイスラエルでのワクチン接種から半年後で、予防効果が約90%超から60%台に低下したとの公的データと自社での治験データからの動きらしい。
ワクチン接種での抗体の有効期間も6ケ月から8ヶ月(?)ほどいうデータもあるらしいし、変異株への対応と言う点もあっての動きだろう。
ワクチンの効果も今後さらに色々なデータが出て来ることだろうが、いずれにしてもワクチン接種率が、7割程度高率になったとしても変異株の感染が主流となれば、それへの対応も今から準備することは大事なことだとは思う。
m-RNAワクチンは、コロナウィルスのスパイク部分のアミノ酸の3000程の遺伝子情報の解析は2週間もあれば、そして新たに変異株に対応したワクチン製造も6週間もあれば、それは可能と言われているから今回の許可申請をして、治験も並行スタートしているのではと思われる。
国内の現状は、ワクチン不足で接種は一時的に停滞している訳ではあるが、コロナ収束戦略としてはもう少し先のことも視野においておかねばならない話しではある。いずれにしても来年になっても新ワクチンの確保は困難になるだろうは容易に予測されることだろうから政府の対策本部もこれまでの苦い経験を教訓にして、もっと戦略的に動いて欲しいと願うばかりである。
私は、ファイザーばかりに頼らずに、遺伝子組み換えタンパクである国産の新型コロナワクチンが、来春迄に果たして製造できるのか、微かな期待をって見守っているこの頃である。
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