最近の愉しみ「時空の旅」にハマる
定年退職してはや6年も過ぎると言うのに時折、現役時代の仕事にもがいてる悪夢を見ることがある。
問題解決しようにもあれもうまく行かずこれもダメの八方ふさがりで夢である。目覚めては、ああ何てことだと嘆息をつく始末。
どうも頭の思考回路が、ワンパターンで固定化されてるのかも知れない。こんな時は別の明るいサイドから物をみる機会を意識的に増やすようにしようと思ったのである。
時あたかもコロナ禍の二年目であり、潜在的意識も抑圧されているのだろう。ならばいっそのこと精神の自由解放を進める方策は何かと思案した。歴史に興味のある私には、司馬遼太郎の小説やらこれまで集めた歴史資料等のデータベースから過去の都市の変遷を頭に描き、例えば、京都や大阪のある時期の数十年間の時の移り変わりを映像を想像してみたりもする。
また、かつて見たNHKテレビ番組の「タイムスクープハンター」のようなイメージでその時の民衆の心にも可能な限りなってみる時もある。
私にとって、過去と現代の変化を可能な限り画像が流るが如く、頭に思い浮かべる作業は実に愉しいひと時なのである。
何よりも脳トレにもなるし、時代を俯瞰する癖をつければ、過去現代のせせこましい煩わしい悩みも束の間は、雲散霧消するからである。
改めて、人は数千年の昔からそんなふうして生きて来たんだなあという思いは、何故か私を落ち着いた気分にさせてくれる一服の清涼剤となっているのである。当たり前のことながら、人は大きな時の流れとともに生きている。
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