口腔ケアはこれからも大事
66歳になって最近またつくづく思うことは、私のような下顎の全インプラントしたものには、これから口腔ケアがさらに大事になって来ると再認識したのである。
55歳の春に下顎の全インプラント手術で、6本のフィクスチャー(歯に固定した金属ネジ)を埋め込んでもらってその上に義歯を載せているものとしては、虫歯の心配はないとしても歯肉炎予防は、さらに大事なことなのである。
インプラント後の数年間は、噛めるというその当たり前の嬉しさのあまり過信して、日頃のケアを入念にしていなかった。
その結果、当然のことながら歯肉炎が、数ケ月ごとにやって来るのである。そしてまた丁寧にブラッシングすることになるのである。
しかし、もっと効果的な口内殺菌の口腔ケアの方法はないものかと色々と試行錯誤を繰り返していた。歯間ブラシを使ったり、水流で歯茎のプラークを除去するとかの方法も試してみたが、なかなか上手く行かなかった。
最近では、チューブ入りの練り歯磨きは使わず、朝晩の一日二回に液体の口内殺菌薬を使っての三段階のケアをしているのが、功を奏しているようである。そのやり方は、まず第一段階は通常のブラッシングし、次に液体殺菌薬で歯と歯肉に染み渡るようにクチュクチュして薬液を浸み込ませてから最後で、先の細長いブラシで、丁寧に軽くブラッシングしている。
お陰様で、歯肉炎の発生は激減している。高齢になると唾液の量少なくなり殺菌力も低下するというから夜の手入れは重要である。
また朝は、寝ていた間の細菌を殺菌減少させる意味では重要なのである。
兎に角、細菌の塊である歯垢は、ムシ歯や歯周病の直接的な危険因子であると同時に、全身疾患を引き起こす菌の温床としての役割を果たす可能性が高いと言われている。誤嚥性肺炎やら心疾患やら脳疾患はては認知症とかにも影響するとか。全く見えざる影響大なのである。
これからも習慣化して口腔ケアを続けて行かないといけない身であることを再認識したのである。

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