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2020年11月21日

「4000万歩の男」には遥かに及ばないけれども・・・

 私の敬愛して止まないセカンドライフ像の師は、隠居後に日本全国を測量してあの「大日本沿海輿地全図」を完成させた伊能忠敬である。
江戸後期の1795年に、50歳で隠居してから天文学等を学んだ後に、17年の歳月をかけ、日本全国35,000キロ、約4,000万歩を歩き尽くして実測量して完成させている。後に、この正確な日本全図を驚き見て、あの黒船来航のペリーも日本への認識を改めたと言われている。

私の11年間かけてウォーキング万歩計の記録を蓄積したデータでは、3,221万歩で17,935キロではあるが。(因みに、ホノルルマラソンでは59,568歩だった)
しかし、彼の一歩は正確な歩幅でこの倍の距離だから驚きである。17年間も継続した日本地図作成への熱意は、全く驚くばかりである。

また、隠居後に、暦学に興味を持ちを独学で勉強している。そして、江戸では高橋至時に師事して、天文学への好奇心を深めていったようだ。
当時の隠居後のスタイルとはかけ離れたものだが、それを可能なさ占める私財も桁外れで、現在の貨幣価値では一時期30億円規模の資産とも言われているが。

まあいずれにせよ、飽くなき好奇心と熱意で、全国地図作成するという第二の人生を歩んでいたようだ。私が、単身赴任した長崎や福岡、佐賀の九州各地にも彼の第八次と第九次の九州測量ルートと宿泊した足跡の碑を見つけたことがあったことを懐かしく思い出した。

リタイアした後に、こうしたライフワークを追求できる喜びは、至福のものだろうと思える。私には未だにそうした明確にものはないけれども
その心意気というか熱情にだけは今も憧れを持っている。ライフワーク言えるべきものはなくとも、様々な分野の歴史への飽くなき好奇心だけは、持ち続けていたいと今日もウォーキングしながら思ったのではある。 

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