待ち遠しいアビガンの治験結果の日
新型コロナウィルス感染者数の拡大が止まらない。緊急事態宣言も予想されるなかで、多くの人々はまさに戦々恐々としているような感じの四月初旬だ。
感染の制圧に不可欠なワクチンと治療薬の開発・実用化にはかなりの時間がかかるため、HIVやぜんそくの治療薬など既存の薬でウイルスに有効な薬を探す動きが加速している。
安倍首相も既に3月28日に記者会見で「新型コロナウイルスの治療薬として正式承認するにあたって必要となるプロセスを開始する」と表明している。そして、3月末から既に臨床試験を開始されている。さらに、政府の要請を受けて、この薬の増産にも着手はしているのである。
私が、心待ちにしているのは、既存の国産薬であるの抗インフルエンザ薬である「アビガン」の国内治験の結果が出る4月の15日以降だ。
この「アビガン」は、富士フイルム富山化学が開発したもので、ウイルスの増殖を抑える効果が期待されている。日本では現時点で200万人分を備蓄している。
なお、既に3月17日には、中国科学技術省が記者会見を行い、臨床研究で有効性を確認したと発表しているが、日本でも安全性の確認や効果を調べて、実際の使えるかの手続き早急に進めていることをもっと国民に広報してほしいと思っている。
既に、日本で承認された薬でこのコロナウィルスに対して、有効性が確認されれれば、不安感も少しはなくなるのではないだろうか。
国産のワクチンの開発には、来年になることらしいが、有効な既存薬で、初期の段階で投与して、悪化防止出来れば、当然のことながら医療崩壊も防げるのでと素人の私でも理解できるのであるから。
なお、この「アビガン」に対しては、欧米も注目しており、有効性の確認のために使用したいと約30ヶ国からの要請も殺到しているようである。政府も無償提供して支援する用意があるとのことである。
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