危機広報には解りやすい言葉が何よりも大事では
私には、ずっと以前から気にかかっていることがある。たぶん、私だけではないとい思うと確信しているのであるが。
それは、昨今のテレビのニュース報道やワイドショーで、カタカナ英語が不必要に多用されていることである。
このコロナウィルスの件でも「クラスター」「オーバーシュート」「ロックダウン」などと専門家も解説者もアナウンサーも平気で使っている。あの公共放送の代表であるNHKでさえもである。全くもって、残念なことである。
たとえ、専門家や厚生労働省が使っていても、受け手のことを考えて、もっと踏み込んで工夫する必要があると思っている。
「集団(感染)」「(感染)爆発」「都市封鎖」という立派な日本語で、高齢者や若い人達にももっと解り易く報道して周知を効果的にするして欲しいと切に思っているし、そうすべきだと思っている。もっと言えば、特に、NHKにはその義務があるし、その使命もあると思うのである。
そうした解り易い言葉で、具体的な証拠(これも「エビデンス」などと言わずに)をもって、報道して欲しい思うのである。
日本語にはない概念の言葉もあるのも事実ではあるが、それでも可能な限り、解り易い言葉での広報が、危機広報ではとりわけ必要であるのは、誰がみても明らかなことである。
今回のことも、河野防衛大臣も既に民放テレビでもっと解り易い日本語で説明するように、厚生労働省には今後提案すると語っていましたので、少しばかり安心しましたが。
なお、厚生労働省は老人医療等も所管しているのに相変わらず、カタカナ言葉が多すぎるのは困ったものであり、改善の必要があると思っている。
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