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2020年2月10日

細菌とウィルスの違いは

 新型コロナウイルスの感染の勢いがとまらないとの報道が連日なされている。
そして、新型のウイルスではあるが、いたずらに恐れずに、正しく恐れるということが大事だとも言われている。

古来より「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」ということなので、素人である私も少し勉強して、正しく恐れることにしたい。
まず、細菌は単細胞生物であり、栄養源さえあれば、人体内で自己増殖して悪さしていくものもいる。

 一方、ウィルスというのは、細菌の50分の1位の大きさで、自分の細胞はもたず、人間の細胞内に侵入して、自分のコピーをつくらせ増殖を繰り返していく。またウイルスは大きさや仕組みが細菌と異なるので抗菌薬(抗生剤、抗生物質)は効かず、抗ウイルス薬もまだ少数しか開発されてはいない。

今回の新型コロナウイルスは、これまで発見されている風邪のコロナウイルス4種と2002年発生の重症急性呼吸器症候群サーズウィルス(SARS-CoV)や2012年発生の中東呼吸器症候群マーズウィルス(MERS-CoV)とは違うものであるから、その正体も未解明の部分が多いので、なおさら厄介な代物である。

ヒトに病気を起こすことがあるウイルスには、インフルエンザウイルス、ノロウイルスなどが知られているが、風邪(普通感冒)はさまざまなウイルスが原因となっているようだ。

 因みに「コロナ」とはギリシャ語で王冠(英語ではクラウン)という意味であるそうな。電子顕微鏡で見るとコロナウイルスは、直径約100nmの球形で、表面には突起(スパイク)が見られて、まるで王冠のような形していることからそう名付けられている。

現在のところ、感染率はかなり高いけれど致死率はサーズウイルスに比べれば低いと言われている。
空気感染はしないけれどスーパースプレッダー(強い感染者)と言われる軽症患者の飛沫感染で、さらに感染率が高くなるようだ。

当面の対策は、兎に角、手洗いのアルコール消毒を頻繁にして、人混みを避けることしかなさそうだ。
一刻も早く抗ウイルス薬の開発が望まれるが、今回の終息までにはかなり難しい話だろうとは思う。

そして、こうした感染拡大の防止のための危機管理のためにも、政府国会が一体になって、早急に防疫体制の充実や法的に不備な点を改善して欲しいと切に思うのは、私だけではなく多くの国民の願いであると思っている。 新型のウイルスに対しては、わかっていないことだけに目を向けるのではなく、わかっていることをしっかりと実践して、冷静に対応することが重要だと言われている。

 

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