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2019年9月 6日

初めての電動自転車での送迎での戸惑い

ずっと頑張って孫息子の保育園の送迎をしていた娘が体調不良でダウンした。
そしてまたそんな時ピンチヒッター役の妻もタイミング悪く、喉をやられてしまいこれまたダウン気味だ。

 となれば、第二リリーフ役の私が、急遽登板するすることとなった。それも予告登板なしに突然にである。
幸いにも私は、体調は良好であるからには、即応することが出来た。

早朝から電車に乗って、娘宅に出向いた。保育園までの距離は、2キロ弱だし、天気も良いので、いつもの電動自転車の出番である。
と言っても、私が電動自転車なるものに乗るのは、初めてのことではある。使い方も乗り方も全くの初体験のことではあった。

頭では解かってはいたもののこの電動自転車という乗り物は、どんな使い方したら良いのか?
ましてや、確実に安全に孫を保育園に送り届けるということに一抹の不安を感じたのが、正直なところである。

たかが自転車ではあるが、されど未知な電動自転車である。まずは、娘に教えられたとおりキーを入れて、電源パワーをオンにした。
そこまでは何の問題もないのだが、肝心な盗難防止の車輪ロックを解除してないから、後輪タイヤ動かない。慌てて、再度キーでの解除した。

そして、落ち着いて全体を見回して、孫を後部座席に乗せた。孫はいつものように慣れた手つきで、自分でシートベルトと座席固定バーをロックしていたから私も補助確認した。これでやっとスタンバイオッケーである。

そして、パワーレベルを3にして、おもむろにへダルを漕ぎ出すとなんと意外に軽く加速しているではないか。
当然と言えばそれまでだが、これが初めての体験であるものには、驚きであった。そして、意外にもハンドルは重厚感があるものであった。

まあ、そうして数百メートルも走りだせば、快適なものではあるが、ハンドルさばきとバランスよい姿勢でないといけないとスムーズにいかないとものだと分かった。それと、この電動自転車なるものは、片手運転は厳禁であることが理解できた。

そうしたことを学びながらスイスイと保育園には着いたが、肝心な場所が良くわからず、ロスタイムとなった。
それでも何とか遅れずに大切な孫を無事に園に遅れたので、ホッと一安心であった。

孫は途中に色んなトラックや清掃車やらの車を見つけては喜んでいた様子ではあったが、私は安全に気を配りながらかなり緊張したものである。

9月のぶり返した強い日差しと緊張感のなかで、爽快な風も時折吹いてたが、汗だくの電動自転車での初孫送り体験であった。

 

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