私のインプラント治療とお金の話
思い返せば55歳の春に意を決して、下顎全体のインプラント治療を行うことを選択した。当時は、私はまだ現役バリバリで、頑張って3人の子供たちの教育資金を稼がねばならないという重苦しい経済環境下だった。
だから金銭的にも肉体的にも痛いが、インプラント治療を受けねば、この先も元気で働き続けられないのではと、文字通り必死の思いでの決断であった。そして、これもまた自分の体資産への先行投資だと自分に思いきかせていた。
しかし、そうは言っても先立つものはお金である。新車を買うために毎年少しずつ貯金していたお金を全て使ってもまだ遥かに足りない程の金額だった。正直なところかなり迷った挙句が、不足分は借金してでも対処するしかなかった。何せ総額約250万円というのは、私には高額の域を超えた巨額な治療費だったからだ。
というのもインプラント治療は健康保険治療の対象外のいわゆる自費治療である。そのため事前に確定申告での医療費控除の検討もやってみると何と約30万円程度の還付金もあるとの試算できたが、それでもまだ巨額には変わりない話である。
その後、生命保険でも先進医療特約なるもので、インプラント治療があるものにも変更したが、現在のところまだまだ使ってはいない。
いずれにせよ大金を投じてのインプラント治療だったから、投資回収の期間計算もしてみた。
55歳から平均寿命の80歳までの25年間使うとして年10万円、つまり約月1万円足らずではある。
1日約330円ならば1食110円程度になる計算だから、まあ定期的なケアもしながらも大事に使えば計算上は生きてる間には資本回収できるの程度ではと思って変に納得しているこの頃である。
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